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ほぼ役に立たないフリーペーパー




先日仕事でイベントに出店した際、地味〜に隅の方に置いておいた、自作のフリーペーパー。



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去年、思い立って狂ったように作った冊子である。



それに興味を示し、持ち帰ってくださる方が結構いて、作った本人が一番が驚いている。








ほぼ役に立たないフリーペーパーと、わざわざ名を売っているというのに。



これはどういうことだろうか?と首をかしげた。






「配りたいからもう少しほしい」

と声がかかり、急いでコピーに走り、紙を折り、かちっとホッチキスで留めるという地味な作業を繰り返した。





読みたいと言ってくださる声は、もはや神の声に近い。



まったく知り合いでもない方に読まれる分には平気なのだが、身近な人に読まれるということほど、けっこう恥ずかしいのだということも知った。





フリーペーパーをちらつかせていると、真っ先に興味を示したのが、夫だった。





真顔で「読ませてくれ」

と言ってきて、軽くしぶると、



「ちょっと!読ませてよ!」と執拗に食い下がってきたので、しぶしぶ渡した。



その場で静かに読み始めた。




この目の前で読まれているという状況が、耐え難い。




試験でも受けているかのようだ。



読み終わって、「どうやった?」と夫に聞くと、


「西加奈子の影響をもろに受けている文章やな」と、言い放ち、四コマで使用しているスペイン語の訳が少し違っていると添削まで受けた。

その後こういうものを載せたらいいなどとアドバイスをしてきたが、内容はまったく覚えていない。









2号目に取り掛かろうと思いつつも、まったくアイデアも何も浮かんでこずに放置してたが、そろそろ着手しないといけない気配がしてきた。




先日日本に来た友人のメキシカンファミリーとの、京都奈良観光の珍道中をネタに書いていこうかなと考えている。












ネタの宝庫の


我が家なのに


まったくまとまらない


(自由律俳句)






by mosottto | 2018-06-26 09:47 | エッセイ