久しぶりの映画ネタ


2016年度のアカデミー賞授賞式の様子をテレビで観ていた時のことである。

夫と映画などを一緒に観ていると、ずっと彼は横で話しかけてくる。
大体物語の行方はどうなるのか?などの、観てればわかるやないか、という問いかけだ。
「集中して観てんねん!黙ってくれ」と、一喝すると、「真剣やな」と、40手前のおっさんが口をすぼめるのである。

このアカデミー賞の時も、黙ってじいっと観ていると、いつものようにいろいろ話しかけてくるので、一切問いかけには答えず無視した。

すると、「すごい観てるな。ほんまに好きなんやな。うーん、でもその熱い思いは、おれはいいと思う」などと、勝手にわたしの映画好きを自分の中で認めていた。

ある黒人女優のスピーチが始まり、その彼女の思いが胸に響き、だーだーとわたしは涙を流していると、夫はその女優を観て呆れたような声で、
「なんやこれ、教会の説法みたいやな」と、ほざいた。
本気で殴ろうかと思ったが、こんなことくらいでエネルギーを消費するのは大変無駄だと思い、拳をおさめた。


さてアカデミー賞はさておいて、映画である。
古い映画を立て続けに観た。

’恐怖のメロディ’と、’招かれざる客’である。

恐怖のメロディはクリント・イーストウッド監督主演の映画で、まだストーカーという言葉がない時代のサイコスリラーらしい。
だがわたしにはどうもB級映画臭くて、クリント・イーストウッド一体どうしちゃったの?というかんじだった。
このクリント・イーストウッドの演技に夫は大変ウケていた。


’招かれざる客’は、黒人と白人の恋愛がタブーの時代に描かれた映画で、一日の出来事をテンポよく見せる構成だった。大きな動きもないし、絵的にも変化がないのだが、俳優たちの緊迫した演技でぐいぐい引き込まれていくのが圧巻であった。
シドニー・ポワチエもキャサリン・ヘプバーンも観ていて惚れ惚れした。


義父が息子にと持ってきたディズニーアニメ’ズートピア’は、息子はもう5回くらい憑りつかれたように観ている。
絵はかわいいが、内容はトランプ政権に向けられてんのか?と思わせるメッセージ性もりもりで結構シビアだ。

こんな内容子供が観てもおもろいのか?と思ったが、さすがディズニー、ハラハラドキドキシーンと、ユーモアシーン、そして最後はVIVA!みんなハッピーに踊りまくって終わりっ!という流れで大変子供は満足してるようである。
一緒に観ていた夫の横顔を見ると、苦虫かみつぶしたような顔をしていた。





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by mosottto | 2017-03-17 14:45 | 映画のこと | Comments(0)